ことばの重み

きのう18日、安倍総理衆院を解散して選挙をすると発表。同じ日、俳優の高倉健さんの訃報も流れた。その後、テレビ、とくにワイドショーは、選挙よりも高倉さんの訃報のほうを丁寧にあつかっているように見える。

 

「15年間、苦しんできたデフレから脱却するそのチャンスをみなさんようやくつかんだんです。このチャンスを手放すわけにはいかない。暗い混迷した時代に再び戻るわけにはいきません」と演説した安倍総理。選挙には500億円超の費用がかかる。

「じぶんの役はほとんど前科者だった。それなのにこんな勲章をもらえました。日本人にうまれて本当によかったと思っています」と(いうようなことを)文化勲章をもらったときに語ったという高倉健さん。

 

総理より高倉さんの言葉に重みを感じてしまうのはなぜか。考える価値がある。